パーティション・スピーカー - ko to -
『ko to』は、今日の日本の居住空間からすっかりその姿を消してしまった「柱を」モチーフにした無指向性スピーカーです。
上を向いたスピーカーから、降るように音が広がります。『ko to』は、心地よい音楽、空間を与えるだけでなく現代が失いかけた「こころ」の回帰を促し、真に豊かな日々をもたらしてくれるものとなります。
なぜなら柱とは、構造を支え、空間に「場」を与えたり、区切ったりするものであると同時に、古来、日本人のこころの拠り代となるものでした。
日本人の心の象徴と心地よい空間生活を柱の新しい姿を『ko to』で、あなた自身が復活させ、また一つ幸せを見つけてください。
ko toに秘められたecoのこと
塗装のこと
ドイツの無公害塗料「osmo color」を使用しています。防虫、防腐剤等の有害物質を一切含まず、ひまわり油、大豆油などの自然の植物油を素材とした塗料です。オスモカラーは木によく浸透してよくなじみ、しかもウレタン塗料と違い塗膜を作らないので、木の呼吸を妨げず、いつまでも木質を自然な状態に保ちます。よって、塗装面のワレ、ハガレ、メクレ等もおきません。
木のこと
フィンランド産、集成中空の8角柱材を使用しています。フィンランドでは1886年以来、法律により森林の無駄遣いが規制され、国をあげて大切に守られています。その木材はプラスフォレストと呼ばれ、伐採量以上のものを生みだすということが、その名の由来です。また、8角柱材は集成材であるため、端材を利用でき、品質の安定性、耐久性にも極めて優れています。
スピーカーのこと
スピーカーユニット「LC-12S」は、音の再生が忠実に行われることによりナチュラルな音空間を約束してくれるスピーカーです。エッジ部分に、ビスコロイド塗布の波形布エッジを採用し、スピーカーの最大の特徴である極めて高い音の再現性が得られるとともに、長いライフサイクルも実現させていきます。また、フレームには再生アルミニュウムを使用しています。
鉄のこと
台座は鉄でできています。鉄を高温で焼くことにより黒色に仕上げ、密蝋でコートして艶を出しています。これは、日本でも古くから行われていた伝統的な技法であり、耐久性に優れ、刀の鍔(ツバ)等に見ることができます。鉄そのものの素材感を味わえるとともに、塗料のように塗膜を作らないのでハガレがおきず、耐衝撃性に優れ、またリサイクルも容易です。
ko to 仕様
型式 | ko to PLC-1 | ko to PLC-2 | ko to PLC-3 | ko to PLC-4 |
---|---|---|---|---|
サイズ / mm | 350×350×2,061 | 300×300×1,571 | 250×250×1,081 | 200×200×591 |
重量 / kg | 27 | 20 | 14 | 9 |
音圧レベル / W/m | 92db | 91db | 90db | 90db |
キャビネット容積 / L | 22.6 | 16.6 | 10.5 | 4.5 |
価格(1本) / 円 | \390,000 | \280,000 | \200,000 | \140,000 |
共通仕様
材質 | ホワイトウッド/鋳鉄/アルミ |
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色 | 深梔子色(橙系)/黄櫨色(黄系)/水浅葱色(青緑系)/東雲色(赤系) |
インピーダンス | 8Ω(music) |
最大入力 | 50W(music) |
周波数特性 | 75-20,000HZ |
キャビネット方式 | 密閉式 |
防磁処理 | ○ |
スピーカーユニット | フルレンジLC-125/口径13cm |
入力端子 | バナナプラグ対応 |
納期 | 受注生産のため在庫がない場合納期は、2ヶ月前後となります |
オーダー承ります
- 本体、木部の塗装色をオスモカラーの定番色限り、オーダー承ります。オスモカラーの色見本は、別途ご請求ください。
- 通常シングルですがバイワイヤリングへの仕様変更も可能です。
- 本体柱部分の高さをご希望の高さにオーダー可能です。
- その他、ご要望がございましたらご相談ください。