国立音楽大学記事 ~ 国立音楽大学講義室スピーカー更新
はじめに
国立(くにたち)音楽大学は、前身である東京高等音楽学院として1926年に現国立市に開校した。
これが、校名の由来である。
その後、1966年に立川市に移転し、現在に至っている。
現在も幼稚園から高校までの附属各校は国立市に所在している。
この度、講義室のスピーカーを更新するきっかけとなったのは、老朽化による性能低下が顕著であったことが一番の理由である。
音楽大学という音楽を専門的に扱う教育機関として、演奏環境や演奏そのものの「音」に関しては櫛々な議鯰の対象となるが、生音以外の「音」を聴く環境に関しては意外と関心が低いといったことがある。
演奏家にとって音を聴くという行為は、一般人よりもつと繊細なレベルで行っており、また微妙なニュアンスの違いも聴き分ける能力が必要不可欠である。
「音」に対する意識を高めることでこれらの能力向上の一助になればと考えリスニング環境の整備を考えた。。。(略)